共感

 お気に入りリンク集に取り上げているオーナーパテシェである知人のブログを読んで共感したことがある。

 

流行りのお菓子作りばかりではなく、自分が食し、その五感が如何に安全で美味しく感じるかが、最大の製品開発の方向性になっているようだ。

 

前回チラシで紹介したライブが終了した。その後の打ち上げで話題に出たのだが、ライブの運営の問題点がいくつかある。代表的なことをひとつ上げると、終了まえの皆歌でメジャーなフォークソングを全員で歌っているときに、スタッフに近寄り苦言を呈された年配の男性がおられたとのことであった。内容を掻い摘むと、今回からフォークソング愛好会での初回だったのだが、以前と比較すると70年代フォークが少ないし、今回は参加しなかった大御所バンドの持ち歌である、フォーエバーフォークのイメージソングが演奏されなかったのが大きな要因のようだ。

 

我々が参加するようになって3年だが、市の支援事業を離れたとはいえ、10年以上の回数を重ねたイベントには、それを楽しみに来場される方々がおられるのだ。大袈裟かもしれないが、一緒に歌うというか、あの時代を共にしてきた人々と同じ空間を共有することが『生きがい』になられているのかもしれない・・・

 

そう考えると、私達のバンドは演奏曲がフォークのイメージから脱線している。中、高校とフォークの流行った時代だったが、私も団塊の世代からは離れているし、他のメンバーは更に私より10歳以上も若いのだ。其々がフォークも好き、昭和歌謡も好き、Jポップも好き、洋曲も好き、アニメソングも好き、童謡唱歌も好き、etcなのだ。そこを、与えられた演奏時間内にフォークを交えながら、其々が趣旨から懸け離れ過ぎない中で、最もやりたい曲でバランスを取りながら数曲を構成させている。

 

60年、70年代の古き良き時代もすばらしい。しかし、時代は常に新陳代謝を繰り返して、より良きものを求めている。(ホンマに良くなっているかはわからないが・・・)

 

私以外のメンバーの音楽力はかなり高い。彼、彼女らが練習のときに、私の知らない曲や難しい曲を持ってくると、私はタジタジになり、いっぺんに歌声やギター演奏の音量が下がる(笑)それを数カ月繰り返し、何とか人前で演奏できるかなと思えるとこまでもってきて、本番を迎え、終了後の喜びと反省に繋がり、次へのモチベーションを起こす・・・

 

そんなメンバーは其々が他でバンドを組んだり、ソロ活動したり、仕事でも音楽を取り入れている縛りのないバンドなのだ。

 

還暦を目前に、私は何を目指しているのかな?

 

バンドでの私は、楽しさや盛り上がる曲を好んで選曲することに喜びを感じるhttps://youtu.be/NwVWWRzILeMのだが、思いを言葉で理路整然と伝えることがあまり得意ではないので、たぶんソロ活動での選曲やオリジナル曲に触れて貰えたら、知人のパテシェのように、私という個人の目指す方向性を感じてもらえるのかも知れないな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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