1月が暮れる

 もう1月も明日には終わる。還暦の年男ということで、特別な思いの割に、改めて特別な目標は浮かばない。というのも、すでにここ数年の間に自分のやりたいことは固めているからだ。

 

11日に滋賀県側の比叡山麓、坂本にある日吉大社にお参りしてきた。(20代から30代半ばまでは京都側の比叡山麓、修学院辺りに住んでいた。)ここは今年の干支の申を祀る縁起の良い神社なのだ。遠方でこの神社にお参り出来ない方々で、今年が年男、年女ならば間接的だが下部に写真を掲載したので、閲覧しながら今年の決意や祈願などをされるとよいと思う。

 

 

この1月のNHKのEテレ『東北発 未来塾』(大学生を相手に、塾長になった人が彼らに色々な体験をさせ、何かを掴ませていく番組)は曹洞宗通大寺の住職で、東日本大震災直後から現地で「傾聴活動」を主催しているガンジー和尚として知られている金田諦慶さん(59歳)が塾長だった。今回のシリーズでは、初回の終わり部分を少しと最終回を観ただけだが、初回の中で金田さんの「心を動かし物語を作ることで人は生きていける」という言葉がズンと心に響いている。

 

シリーズを通してまともに観ていないので、金田さんの真意はいまのところ判らないが、新年早々、手帳の開きにその言葉を書き写したのは、今年中にその意味を私なりに探りたいと思っているからだ。

 

偶然にも私と金田さんとは同年齢だが、私はこの齢になるまで真剣に人の為に何か取り組んできたのだろうか・・・

 

私なりの行動の中で言葉の意味を探ることができれば、同じ時代を生きてきた者として、充実した年になるかも知れない・・・

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    みさこ (木曜日, 04 2月 2016 20:10)

    「おもわざるこそまさるなりけり」の注釈が読みにくかったけど、なんとか解読できました。潜在意識に悪い思いをため込まない、現代のカウンセリングに通じますね。

  • #2

    ともさん (日曜日, 07 2月 2016 04:42)

    パンフレット最大にしてみました。少しは注釈も読みやすくなったでしょうか・・・

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